こんにちは!非ミニマリスト フネです。
はじめての方はどうぞこちらも→磯野家の紹介
先週もお伝えしましたが、久しぶりに図書館に行ってきました。
【無印良品】冷水筒じゃない!麦茶づくりを超絶ラクにするシンプルなピッチャーと5つのコツ - 無印良品大好きフネの悩めるシンプル生活
駅をはさんで家と反対側になるので、ついでがないとなかなか行かない図書館。
予約した本が入ったというので行ったら「取り置き昨日までになっています」「(ぎょえーΣ(゚∀゚ノ)ノ?)半年以上待ったんですが…(;ω;)」
トホホですが、期限(メールよく見ると書いてあった)を全く見ていなかったフネが悪い。昨日も行こうと思っていたのに残業で遅くなり、空腹に耐えかねて直帰してしまいました。
手ぶらで帰るのももったいなく、似たような「捨てる」系の本を何冊か吟味して借りてきました。
その第一弾は『「捨てる」「思い切る」で人生がラクになる』。
そう、すでに何冊か読破した斎藤茂太先生の本です。
精神科医のお医者さんなので、言ってることが具体的で経験に基づいているので、ストンと入ってきます。
ということで、今回はその本で特に心に刺さったことをお伝えします。
特に「そう!!!その通りでございます!」と思ったものには背景色付けてます。
- 【1】前向きな自分になるために捨てるもの
- 【2】いい人間関係のために捨てるもの
- 【3】良き人生のために捨てるもの
- 【4】捨てる人は伸びる
- 【5】ストレスに強くなる「いいかげん」のススメ
- 【6】うつにならないために捨てる「過去への後悔」
- 【7】「捨てる力」が幸福を呼び込む
- まとめ
【1】前向きな自分になるために捨てるもの
◯まわるスケジュール管理のコツ
どうでもいいこと、いまやらなくてよいことを捨てよう。
多忙な人ほど「果たす」より「捨て」よう。
◯優柔不断の原因は「強欲」
強欲は迷いの元。迷うのはよりメリットを得たいから、まわりから高評価を得たいから、という強欲さ。時間の浪費。
「小欲知足」=欲少なくして足るを知る
あれもこれもではなく「これだけで十分だ」
あなたの人生を迷わせる原因はあなた自身の「欲の深さ」にある。
これ、思い当たる節ありまくりです。人生常に迷っている。買い物に時間がかかるのも、
「損したくない、後悔したくない、失敗したくない」
常々そう思っているからです。反省。
◯過度な愛社精神は持たない
会社への貢献が裏切られた時、もしくは会社のことを思って…時には犯罪につながることも。責任感が強く真面目な人ほどうつ病になりやすい。
下手な愛社精神よりも自分を大切に安心して生きる覚悟を。
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【2】いい人間関係のために捨てるもの
◯人付き合いのコツ
「何もしない方がいい」引き算の発想。道具も多機能であればかえって煩わしくなる、かえって使いづらくなる。
人付き合いも、捨てる力でうまくいく。
「なにをしてあげられるか」、より「何をしないほうがいいか」で付き合おう。
磯野家やりすぎた。←しかも効いてない
◯情報のコツ
拾うより捨てよ。情報過多になり、取捨選択を間違う。
◯親子関係・夫婦関係
捨てたほうがいい「執着」。相手の息が詰まる。
自分と相手は100%の信頼関係で結ばれている、なんて考えないこと。知らぬうちに相手に対して図々しく、横着に、ズボラになりがち。
多くは望まず「20%の不信感」があるくらいのほうがうまくいく。
【3】良き人生のために捨てるもの
◯20代:心の甘え、依存心を捨てる
依存心「こうなったのは親のせい、世間のせい」。まだ甘えることができる、世間も大目に見てくれる年代だが、30代のよい自立の基礎づくりに努めること。
◯30代:志を持つためには他の選択肢を「捨てる」ことも大事
一人で生きていく(親に依存せず)基礎が完成する時期。それが出来るのは20代の基礎があってこそ。
◯40代:不惑=迷いが多い時期。迷いを捨てる
もう若くない、このままでいいのだろうかという焦り、中間管理職のプレッシャー、子供は反抗期…。
あえて「成り行きに任せる」ことを勧める。「なるようになれ」の精神が「魔のカーブ」を無事故で乗り切る方法。
迷いを捨てて「五十にして天命を知る」ことができる。
◯50代:定年後の人生を見据えて準備
趣味をみつける、仕事以外の人間関係をつくる
◯60代~:頑固を捨てる
頑固なままだと人は離れていく、孤独な老後につながる。
頑固を捨てることで、素直になれる。周りとコミュニケーションがとれる。コミュニケーションが取れるからこそ若くいられる。
頑固=老い
現役時代の「野心・プライド・指図癖・偉そうな態度」は捨てよう
◯熟年離婚されないために:妻への甘えを捨てる
平均寿命が延びて、定年後はまだまだ長い。炊事洗濯、老後の世話、看取りを妻に任せているのは「甘えている」ということ。
妻に「捨てられる」前に甘えを捨てよう。。
食わせてやってる、なんて思っているとえらいことになりますで。
支えてもらってるんです。
◯自分らしい生き方は捨てることで見えてくる
- 出来ないことを捨てる
- あきらめるしかないものを捨てる
- 似合わないものを捨てる
- 飾り上げていたものを捨てる
- 無理していたことを捨てる
「自分が平凡でちっぽけな人間だ」と気づく悲しい作業ではあるが、余計なものを「捨てる」ことによって心が軽くなる、人生が楽しくなる。
【4】捨てる人は伸びる
アイデア・ひらめきは空白にやってくる。こころに余裕がない人には生まれない。
自己顕示欲やしがらみ、たくさん捨てれば空白が増え新しいことが入ってくる。
変化をストレスではなくチャンスと受け止める。「仕方なく捨てる」のではなく「積極的に捨てる」
【5】ストレスに強くなる「いいかげん」のススメ
ストレス解消法の一つに趣味がある。趣味とは、積極的に、強要されずともそれをしようとする。家でゴロゴロの人はしたいこと(趣味)がない。それでは心が休めていない。
「何もしない」より「何かをして」ストレスを解消しよう。
仕事などでストレスをため込む人は几帳面で完璧主義で潔癖症の人が多い。そんな人は積極的に「いいかげん」をこころがけて。「いいかげん」は「良い加減」で、「手抜き」ではない。
「ねばならない」を捨てよう。
心配することで心配事が起こる。悪いことを考えていると悪いことが起こる。いいことを考えていればいいことが起こる。
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【6】うつにならないために捨てる「過去への後悔」
こころを不安定にさせるもの→「将来への不安」と「過去への後悔」
うつ患者には後者が多い。過去にこだわる人は一度症状が改善しても再発が多い。
過去を捨てて前を向くために必要なのは「心の支え」「応援」。人はひとりでは生きられない。
【7】「捨てる力」が幸福を呼び込む
幸せとは「得る」ことだと思っている人が多い。お金・名誉・地位など。
「得る」シアワセよりも身についてしまった「不要なモノ」を「捨てる」ことで実現する幸せのほうが大きいのではないか。
こころのガラクタを「捨てる」ことで安らかになり、また新しいものが「入ってくる」ので、新しい人生が動き出すのではないか。
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まとめ
以上、斎藤茂太先生の本の紹介でした。
嗚呼、わたしの優柔不断の源は強欲だったのね…(;∀;)
先生が男性なので、男性(会社員)に向けて書いている部分も多いのですが、誰にでもあてはまる内容です。2014年当時と若干変わっていること(特に終身雇用が減り転職が当たり前のようになり、愛社精神とかむしろないのでは)もありつつも、勉強になる一冊でした。
考え方としてはまさに「断捨離」と通づるもの。捨てられないフネには刺さる部分も多かったです。人間関係は結構スッキリさせてきたけど、モノが多い。
ラクに生きたい方、しがらみがある方、捨てられない方、どうぞ。
章ごとの項目が多く、スキマ時間でもすぐに読めますよ。
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